インプラント治療は専門的な知識や技術と豊富な臨床経験が必要不可欠です。当院の院長は最年少で日本口腔インプラント学会の専門医を取得しました。
また、日本歯周病学会の認定医も取得しています。歯周病治療のエキスパートとして、まずは歯を残すことを第一に考えて治療計画を立案します。
世界的なシェアを誇るインプラントメーカであるNobel Biocare(ノーベルバイオケア)社と、日本製のインプラントメーカーであるGC社から最年少の公認インストラクターとして、全国の歯科医師に向けてインプラントについての講演を行っています。
会員数500名を超える国内最大規模のスタディグループである日本インプラント臨床研究会で毎年行われる全員発表コンテストで、インプラント症例で2022年、2023年に2年連続最優秀ポスター賞、2024年に学術奨励賞を受賞しました。
2023年インプラントのスタディグループWIERO(ウィーロー)を設立し、The Implant Japanを企画・主催しました。2024年は前歯部審美インプラントについてのテーマで歯科関連業者10社以上の協賛を得て、大規模イベントを開催しました。
歯科医師の愛読書として知られている雑誌クインテッセンスからの出版本で、数多くの執筆歴があります。インプラント治療に関するものが多いですが、今後は海外雑誌の翻訳や審美インプラントについての執筆も予定しています。
これからのインプラントは、機能だけでなく、見た目をキレイに美しく、本物の自身の歯と変わらないように、いかにナチュラルに見せるかがポイントとなります。
お口を開け、微笑んだときに、どれだけ自然に見えるかということを美容観点からも考慮し、「スマイルライン・エステティックライン」を意識した、より美しく、そしてナチュラルに見せる治療を行います。上部構造(人口歯)の美しさの追求はもちろんのこと、歯ぐき(歯肉)のラインやボリュームのバランスも求められます。特に前歯のインプラントは、笑顔や会話時などにその方の第一印象を大きく決めますので、より審美性が求められます。当院では、自然にキレイに見せる前歯部審美インプラント治療に力を入れています。
当院では、インプラント治療をより安全に確実に行うため、CTやオーラルスキャナー、フェイススキャナーなどさまざまな機器や設備を整備しています。また、ガイデッドサージェリーと呼ばれる3D画像データをもとに、コンピュータ上でインプラント手術のシミュレーションによる治療計画に基づいて手術を行うなど、より精密な診断、より精度の高い治療をご提供します。
※ガイデットサージェリー:インプラントを埋め込む適切な位置や角度、深さなどを診断し、テンプレートを作成し、より確実な治療を行うことができます。
抜歯即時埋入とは、歯を抜いた(抜歯した)直後にインプラントを埋入する治療法です。
通常のインプラント治療では、抜歯後の細菌感染などを防ぐため、2~3ヶ月ほど歯ぐきや骨が回復するのを待ってからインプラント手術を行います。抜歯即時埋入は、手術回数が1回に減らせる、治療期間を短縮できるなど患者さまの負担を少なくすることができます。ただし、抜歯即時埋入をするには、歯や歯ぐき、顎の骨の状態などが良好なことなどの条件をクリアする必要があります。また感染リスクが高く、通常のインプラント治療よりも難易度が高く、高度な専門知識や治療技術が求められる治療法です。当院では万全な感染対策と経験豊富なドクターが抜歯即時埋入を行います。
All-on-4とは、4本のインプラント体をバランスよく埋入し、力を広く均等に配分することで、すべての人工歯を効率的に支える術式です。通常のインプラント治療では歯のないところにインプラント体を1本ずつ埋入するため、多くの歯を失うとインプラント体の本数もそれだけ多くなります。本数が少なければ、患者さまの身体的な負担も費用も少なくて済みます。
また、インプラント体の埋入後は、その日のうちに仮歯を固定しますので、治療当日から会話や軽い食事を摂ることもできます。総入れ歯や既に多くの歯を失っている方にお勧めの治療法です。
※顎の骨の状態によってはインプラントの本数が4本以上になることがあります。
※インプラントは自由診療になります。
※患者さまのお口の中の状態によって、金額が変動する場合があります。
健康な18歳以上の方なら問題ありません。高齢者の方も問題なく治療ができます。
18歳未満、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症など健康状態が著しく悪い方は適していません。心配な方はご相談ください。
1~3本ぐらいであれば、1時間~1時間半ぐらいで終わります。また、骨を作ったりする複雑な手術になるともう少しかかります。
早い方なら、約2ヶ月程度で正常に噛めるようになっています。ただし、患者さんの食いしばりや歯ぎしりなどにより、多少伸びる場合があります。
また、歯周病治療直後のインプラント埋入など手術のリスクが高い場合は、少し様子を見なくてはいけないためさらに数ヶ月かかります。
入院は必要ありません。一応手術後は安静にしていただくように説明していますが、デスクワークなどの仕事は差し支えないと思います。
手術当日は、激しい運動、入浴(長湯しなければシャワー等は問題ありません)、飲酒を避けてください。また、感染を防ぐため、出された薬をきちんと飲んでください。うがい薬は手術翌日から使い、患部を清潔に保ってください。
外観からインプラントをしていることに気づかれることはまずありません。インプラント治療で重要なのが前歯の治療です。近年この問題を解決すべく、さまざまなタイプのインプラントやパーツが開発されました。ですから、食事中に外れたり、カタカタ音がしたり、会話中発音障害などはほとんど起こりません。
自分の歯と同じように考えていいと思います。自分の歯で噛める物はインプラントでも噛めます。
インプラントはチタンのため虫歯になりませんが、歯周病にはなります。また歯周病になると非常に進行が早いので、予防するために定期的なクリーニングが必要です。
患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係しますので、お口の衛生状態が悪いとインプラントの寿命が短くなる場合があります。
インプラントの歴史は1950年から始まり、実用化は1965年からです。実例として、1965年にインプラントを行った患者が亡くなるまでの41年間問題なく機能していました。つまり40年間耐えられる実績は証明されています。常に衛生状態を良好に保ち、担当医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切です。インプラントの10年生存率は95~97%前後です。
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